13March2022
いつでもどこでも本が読める電子図書館を導入
✔いつでもどこでも本が読める電子図書館を導入!
【1回目】
それでは次に、図書館について質問いたします。
市立図書館において、市民1人当たりの貸出冊数は5年連続で下がっています。市民が図書館に利用登録している割合も同様に年々減少しており、約8割の市民が利用していません。
はじめに、その要因について伺いたいと思います。
【2回目】
ご答弁をいただきました。図書館の課題としては、コロナ禍の影響、生活時間と開館時間のミスマッチ、図書館へのアクセス面などがありますが、全国では電子図書館が広がってきております。24時間365日、いつでもどこでも誰でもパッと時間と場所を選ばず本を借りることができて、持っているスマホなどで読めて、期限が来たら出向かなくとも自動的に返却される。そんな便利な電子図書館がいま大変注目されています。コロナ禍で導入が進み、市民の約2割しか利用していないとされてきた図書館という存在を大きく変える可能性があります。
若い世代を中心に、多くの人がスマホ等で新聞や漫画などを読んでいる実態があることから、私はこれまで電子図書館を要望してまいりましたが、県立長野図書館が令和4年度から「市町村と県による協働電子図書館事業」を開始します。長野県市町村振興協会からの助成が決定しており、令和4年度は松本市の費用負担がなく参加できると聞いております。松本市の参加の意向はどうされるのでしょうか。
松本市独自の導入を要望するところではありますが、費用面も非常に大切でありますので、まずは協働電子図書事業で始めてみて、研究をしていくのがいいと考えます。
そこで、市独自で導入の考えはあるのでしょうか。その場合のメリット、デメリットは何でしょうか。今後の進め方についてなど、令和4年度から導入予定の「市町村と県による協働電子図書館事業」に対する市の考えをお伺いいたします。
【3回目】
ご答弁をいただきました。
電子図書は、自動音声による読み上げ字の大きさ調節、白黒反転の機能等、障がいがある方や高齢者にも優しい機能が付加されております。重い本を持たなくても良く、簡単・便利で、図書館に通って借りるあの手間が嘘のようだと思うでしょう。
そこで、情報弱者や交通手段がない方、障がいのある方でも、誰でも簡単に利用できるように、講習会を実施するなど、様々な支援を要望します。
また、子育てや仕事などで、これまでなかなか図書館を利用できなかった方でも、ネットがあれば海外にいても利用ができます。しかしながら、どんなに良いサービスがあっても知らなければ意味がありませんので、市としてしっかり周知をしてほしいと思います。
本市は行政手続きのデジタル化を進めておりますが、多くの人は市役所窓口に用事があることはほとんどありません。私は電子図書館こそ、市長が目指す行政のデジタル化の入口になると思います。いつでもどこでもだれでも「知」に簡単にアクセスできる仕組みにより、人生が豊かになり、生涯学習の推進につながります。
そこで、図書館に出向くことが困難な高齢者や障がい者、子育て世代などの方に対する利用支援についてお伺いいたします。
【4回目】
ご答弁をいただきました。
特に学校では、コロナ禍によりある日突然、学級閉鎖になったりしますが、仮に緊急事態宣言下でも貸出は可能です。今後はますますDXが加速し、学校ではデジタル教科書の導入が進んで、子供やその家族の電子書籍への理解やニーズが高まることが予想されます。
そこで、児童生徒に貸与している一人一台端末を活用し、電子図書館を利用することで、読書環境の充実を図ることが必要と考えますが、見解をお伺いいたします。
【5回目】
しっかりと周知をお願いします。例えば、おじいちゃん・おばあちゃんに、孫がやり方を教えてあげれば、図書館に行くことなく本を読むことができ人生が豊かになると思います。